2019年04月23日

眼科 その⑤:猫の場合①。

こんにちは、勤務医の林です。どうにも腰が痛いです…。
立ち仕事のためなのか? ここ一週間程度腰の調子が悪く難儀しています⤵
腹筋背筋を鍛えるのが良いとは言いますが、どうなんでしょうかね?


今回の眼科はネコちゃんメインの話。
イヌとネコ。どちらも昔から人と共に過ごし、可愛がられてきました。
(大型犬はさておき)室内で飼えるという程度で大きさも大差は無く。
そうは言っても、イヌとネコはやっぱり別の動物で病気もいろいろ違います。

「ネコ」で「眼」、と言えば最初に出るのは『網膜剥離』。
いわゆる『腎不全』になったネコちゃんは網膜剥離になりやすいです。
網膜剥離になることを防ぐためには血圧を下げておくことが大事なため、
慢性腎臓病のネコちゃんには定期的な血圧測定をお勧めします。
※ネコちゃんだけではなくワンちゃんも測定する方が良いと思います。

次に出る疾患は『角膜疾患』、とくに「ヘルペスウイルス」に因るものです。
ヘルペスウイルスはネコで風邪様症状を起こしますが、それと一緒に
角膜にも悪影響を起こします。
「眼の傷がなかなか治らない」、「眼の一部が黒くなってきた」、
こんな時はヘルペスウイルスが関与しているかもしれません。

ネコちゃんは感染症によって眼を含めた全身症状が出ることもよくあります。
「猫エイズ」「猫白血病」「猫伝染性腹膜炎」
この3つの感染症は、どれも発症するとほぼほぼ命取りになります💥
全身症状が出る前に眼に異変が出て来院される方もいらっしゃいます。
このあたりの感染症はワクチン接種や飼育方法で回避できることも多いため、
どのように飼うのが良いのかなどもアドバイスしています。

ネコちゃんでもワンちゃんでも自宅でたまに見てもらいたいのが、
「左右の瞳孔の大きさは違ってないか?」があります。
左右の瞳孔の大きさが違う時は、やっぱり何か問題が起きています。

それが一刻を争って治療開始した方が良いのか、様子を見てもいいのか。
その辺りは診察してみないと分からないのですが(-_-;)
気になることはすぐに確認しておいた方が安心だとは思います。

ワンちゃんで多い『白内障』『緑内障』は、ネコちゃんではとても少ないです。
人でも白内障・緑内障はよくあるのに。そんな違いがあるのは面白いですよね。
ネコ眼科その②もそのうち書こうと思います。



※当院の2019年ゴールデンウィーク中の診療日について※
今年のゴールデンウィーク中の診療日は以下のとおりです。
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休診日の急患対応については困難な場合があります。
その場合の対応については今後ホームページなどでもご案内いたします。
もしくは、当院までお気軽にお尋ねください。
posted by ドル at 12:00| Comment(0) | 眼科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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