2019年01月08日

体重についてのイロイロ

こんにちは。
獣医師の野口です。

年も明け、日常のモードに戻ってきました。
クリスマスから年末年始にかけて、人も動物も体重増になっていないか、
心配な今日この頃ではないでしょうか(( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
動物の体重の気になる飼主さんは必ず、「すみませ~ん」と恐縮した面持ちで体重測定に挑んでいらっしゃいますね(笑)

体重増加が万病のもとになるのは、人も動物も同じであることご存知ですね。
なかなか体重を減らすのが大変なことは、人も動物も同じであることもご存知ですね
減らすのが大変なので、増やさないでくださいね~
体重は維持してください。体重キープです

若い時は代謝が良いので、体重の増減のコントロールが容易です。
中年以降になりますと、代謝が悪くなりますし、運動量も減り、
特に動物ではいろいろなことに若い時ほど興味もなくなるので、自然と寝ている時間も多くなります
人は仕事や生活の中でやらなければならないことがあったり、自主的に運動量を高めることが可能ですが、
動物はなかなかそうはいきません。

また、動物では避妊手術や去勢手術をする場合が多いので、手術以降はどうしても体重が増加傾向になります🐶🐱。
ホルモンのバランスで代謝が落ちることや、異性に対する興味が減りますので、運動量も減ります
また、食欲もこれまで以上に増えます。こういうことから体重が増えやすいのです。

体重が増加すること=代謝が悪い、食べることが多くなっているということから、
動物でもメタボリックシンドローム様の症状が出ます。
また、体重が重いため、からだを動かすことがおっくうになり、さらに運動量が減ります。
運動量の減少は筋肉量の減退にもつながりますが、加齢に伴って筋肉量が減ることも避けられません。
この状態で体重が重いと、手足の関節に影響が出てきます。

内臓脂肪や皮下脂肪はなかなか落ちにくい → 皆さんご存知ですね。
筋肉はなかなかつきにくいけれど落ちにくい → 皆さんご存知ですね。
シニアになって、前肢、後肢の症状が出てからダイエットは大変危険です💣。
大切な四肢の筋肉を落としてしまうからです。
余計に症状が悪化します。以前のように歩けなくなる可能性も出てきます。
また、シニア以降は様々な病気を発症する状況の場合もあります。
この時期にダイエットをすれば、免疫も低下させてしまいますし、
病気が発症した時に体のスタミナに余力がなくなります。
免疫が低下すれば逆に病気も発症しやすくなります。



このため、体重はシニアまでに調整しておきましょう。
ダイエットはシニアまでに。シニア以降は体重キープです。

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写真は妹の家で飼っている不レブルのジャック♂11歳です。くいしんぼうが得意です。
posted by ドル at 15:29| Comment(0) | 診療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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