2018年12月28日

年の瀬

こんにちは。
獣医師の野口です。初めてブログを書きました
飼主さんと動物たちと私たちの橋渡しとなるようなブログにしたいと思っております

さて、今日のお題は、飲水についてです。
水.jpg
飲水とは文字通り、水を飲むことですが、
飼われているワンちゃん、猫ちゃんの一日の飲水量ってご存知でしょうか?

実はこれって、簡単なことですが、意外に皆さんご存知ないんですよ~
飲水量ってとても病気を知るヒントになるんです

夏と冬で飲水量が変わるのは皆さんご経験あると思います。
夏は多くて、冬は減る...。
今は、生活環境の中で冷暖房完備のワンちゃんネコちゃんが多いので、
あまり夏冬差がないとか、むしろ冬は暖房をしているので、乾燥して飲水量が増える!!という子たちもいるかもしれません。

ブログ用犬猫.jpg

また、飲水量は食餌(しょくじ)量にも影響があります。
実は、食餌の量と、飲水量は比例すると言われています。
厳密ではないですが、大まかにいうと、
ご飯を食べない時は水も飲まないのが普通。と考えてください。
これは健康な子が対象の話です。
健康診断の日などにご飯はあげないでください、お水は十分飲んでくださいなんてお願いしますが、
実際のところ、皆さん飲んでいません

体調が悪い時、ご飯を食べないということありますよね。
そういう時って、お水はどうでしょう。
飲んでいる時、飲んでいない時があると思います。
これを知るのも病気の発見にとても大事です。

ブログ用犬あくび.jpg

また、飲水量と排尿量も必ず比例します。
よく診察で聞くのが、「おしっこが良く出ています」「尿量がいつもより多いです」
ですが、「水はあまり飲んでいません」
また、「水はよく飲みます」しかし「おしっこはあまり出ていません。」
これもおかしいです。

このように、たかが飲水でもいろいろ動物の体のことを知る大切な手掛かりになります。
飲水量を厳密に測定する必要はありません。
しかし、いつもより多いのか、少ないのか、
食餌と排尿との関係を知っておくことはとても重要です。
今度、診察の時に必ず聞きますよ!!把握しておいてくださいね

ブログ用猫.jpg


下にワンちゃん、ネコちゃんの一日のおおまかな飲水量を書いておきます。
あまりにも多い、少ない場合は獣医師に相談してください。
缶詰や、ドライフードにお水を加えて給餌している場合を考慮して一日の飲水量を把握してくださいね。
その他の体重の方は獣医師に聞いてください。
一日の飲水量は個体差があります。下の表の飲水量はあくまで目安です。
日によってどう違うか変動を知ることが大切ですよ✋

犬一日の飲水量        猫一日の飲水量

体重1kg→130ml        体重1kg→80ml
  2kg→200ml          2kg→130ml
  3kg→300ml          3kg→180ml
  4kg→350ml          4kg→220ml
  5kg→400ml          5kg→260ml
  6kg→450ml
  7kg→500ml
  10kg→650ml
  15kg→900ml
  20kg→1000ml


posted by ドル at 17:08| Comment(0) | 診療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください